ザックリ 出雲の国譲り―① スサノヲが高天原から追い出されて地上で放浪する

来月は社内シルバー旅行で、、出雲に行きますので、、少しお勉強します。

古事記は、、、40天武天皇の企画された帝紀、旧辞の討覈の事業を、天武没後二十五年(和銅5年、DC712)に完成、、太安万侶が42元明(女)天皇の代に献上したもので、、その後、、養老4年、DC720には、目的を異にした日本書紀が編纂されています。日本の歴史は、、この記紀から語られます。

※古事記は、、稗田阿礼という人が、、帝紀や旧辞を倭語で語り、、太安万侶が書きとめた、、と言われるが、、
稗田阿礼が男性なのか、、女性なのか、、性別不詳の人です、、

稗田氏はアメノウズメを始祖とする猿女君と同族であり、猿女君は巫女や女孺として朝廷に仕える一族で、「アレ」は巫女の呼称である、、として女性説もある。(wikipedia)

なにしろ、、、、姓は稗田、名は阿礼。年は28歳。聡明な人で、目に触れたものは即座に言葉にすることができ、耳に触れたものは心に留めて忘れることはない。すぐさま天武天皇は阿礼に「『帝皇日継』(ていおうのひつぎ。帝紀)と『先代旧辞』(せんだいのくじ。旧辞)を誦習せよ」と命じた。

、、天武滅後25年に古事記が完成するので、、完成時には稗田阿礼は60歳になるか?、、
おそらく、、このミッションに全てを費やしたに違いない、、やはり、、年寄りの巫女が倭語でムニャムニャと語る姿が目に浮かんでしまいます。

婆さんの稗田阿礼が「倭語」を語り、、安麻呂が記録し、4ヶ月後で完成する、、、と言うから、、稗田阿礼の記憶と編集はすごい、、。
また、、一説には編集は藤原不比等、、という説もある、、。

※大きな問題が潜んでいます、、、稗田阿礼が語る「倭語」を、、正しく編集することが出来たのでしょうか?
だが、、ここでは、、この問題は、後にします。

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古事記によれば、、、

「臣安麻侶言さく、夫れ混元既に凝りて、気象未だ効れず。名もなく為も無し、誰か其の形を知らむ。然れども、、、、」

「臣安麻侶が申し上げます。そもそも宇宙の初めに、混沌とした根元が既に固まって、まだ生成力も形も現れなかったことは、名づけようもなく、誰もその形状を知る者は無かった。しかしながら、天と地とが初めて分かれると、天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神の三神が万物創造の初めとなり、また陰と陽の二分に分かれると、伊邪那岐、伊邪那美の二神が万物を生み出す祖神となった。、、、、、およそ書き記したところは、天地開闢から推古天皇の御代までである。、、、合わせて三巻に記して、謹んで献上いたします。臣安麻侶、畏れ謹んで申し上げます。和銅五年正月二十八日」

■天地創造
「天地初めて開しとき 高天原に成りませる神の名はアメノミナカヌシ(天之御中主)、次に高御産巣日神、神産巣日神。この三柱の神は、みな独神(ひとりかみ)と成りまして、身を隠したまひき。、、、」

初めの三神は独神(独身で独り身)なので、、消えてしまう(子孫が残せなかった)のです。
その後、、別天つ神が五柱、、その後、また二柱の神が成るが独神のため隠れてしまう。

次に成りし神は、、七組の男女ペアの神で、、神代七代と言う。
七番目の男女ペアが、、伊邪那岐、伊邪那美で、、この二神が万物を生み出す祖神となった、、のです。

※、、こんどは、男女ペアですから、、子孫が残せますね、、。
※、、ここは、アダムとイブを思い起こしますね、、。

拙者関連Blog
http://tokatu1.at.webry.info/201308/article_2.html

■イザナギとイザナミ(伊邪那岐、伊邪那美)
イザナキとイザナミは、、最初は失敗するが、、なんとか立派な子供を産みます、、。
第一子とされたのが、、、アハチ”ノホサワケ(淡路島)、次はイヨノフタナ(四国)、オオノミツゴ(隠岐島)、ツクシの島(九州)、イキ(壱岐島)、ツ(対馬)、サド(佐渡)の島、オホヤシマの国(本州)、、、
その後も、、せっせと島や神々を産みます。

※、、、自然活動が、、神の所作と考えれば、、海ができて、、大地が出来て、、気象が変化して、、風が吹き、、雨が降り、、雷が鳴り、、河ができて、、植物が茂る、、これ皆神々、、、と考えるといいのでしょうね。
アワチ、イヨ、ツクシ、イキ、サドなど、、、、「倭語」、、を残す名前なんでしょうね、、

ところが、イザナミが、、、最後に産んだ火の神カグツチを生んだ時に、、陰部に致命的な大火傷を負って、、命を落としてしまいます。怒ったイザナギは、、、我が子カグツチの首を斬り飛ばす、、

という、、結構残酷な物語となりますが、、カグツチが火の神という「自然現象」の擬人化だと、、考えれば、、火を征服する人類の歴史といった、違った読み方ができますね、。

、、イザナギは死んだ妻に会いたくて黄泉国(よみのくに;死者の世界)に行きます。
妻を黄泉国から連れて帰ろうとするが、、「ヨモツヘグヒ」(黄泉国のカマドで調理した食物を口にすること;死の国への通過儀式)をしてしまっているため、、戻れません、、。

更に連れ戻そうとしたが、、もはや、、腐敗してウジがたかった恐ろしいイザナミの姿を見てしまう、、、
ヤバいよ、、イザナギは、、冷めてしまい、、ダッシュして逃げます、、でもホラー映画のように、、イザナミが追いかけてきます、、
冠を投げ捨てたり、、頭に着けていたクシを投げたりして、、逃げます、、、ようやく大岩で道を塞ぎ、、逃れました。
イザナミの恐ろしい声が聞こえます、、
「ひどいわ、、仕返しに、今後あなたの国に生まれる人々を、毎日千人づつ殺してやる!、、」と言うのです。
イザナギは、、
「そっちが、その気なら、僕は毎日千五百人の人々が生まれるようにするまでさ!」
と言います。
※プラスマイナス五百人プラスですか、、、それにしても、、神様なのに、、女はこわいわ~、、。

地上に戻ったイザナミは、、気持ち悪いので、、水浴(禊ぎ祓え)をします。

衣服を洗うと、、多くの神々が生まれました、、中でも、、アマテラス、ツクヨミ、スサノヲ、、という三柱は、、序列トップになる貴子、、。
アマテラスには高天原を、、ツキヨミには夜の世界を、、スサノヲには海の世界を与えました、、。

■スサノヲ
海を統治することになったスサノヲは、、気に入らないことがあるのか大声で泣き喚きます、、
イザナキが理由を聞くと、、
「僕は、母の国根の堅州国に罷むと欲ふがゆえに、、」という、、。

※大声で泣き喚く、、は暴風雨などと訳することもある、、
※母の国堅州国は、黄泉の国とか地下とか辺境の国とか、、に訳す、、が、、母の国は出自の暗号か?

ヤンチャな男で、、いろいろ迷惑をかけるが、、その悪行は、、凄い、、
田の畔を壊す、、田の水溝を埋める、、これはまだ序の口
神殿にクソを撒き散らす、、。

ついには、、アマテラスの機屋(忌服屋)の屋根の上から馬を投げ入れたので、、機織女は驚いて陰部を梭という機織の道具で突いてしまい死んでしまいました。

※陰部が破壊される譬えが、、また出ますが、、生命の源性に対する宗教的な意味があるのでしょうか、、一般的には、、保護される譬えの方が多いと思うのですが、、、
※その一族を絶やした、、という意味合いがあるかもしれない、、、怒って機織の一族を滅亡させてしまった、、。

■天岩戸(あまのいわと)
機屋(忌服屋)事件で、、「もう、耐えられないわ、、ムリ!」、、アマテラスは天岩戸(洞窟)に隠れてしまうのです、、

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困った神々は、、天岩戸の前で、、宴会をして、、(アメノウズメの)ストリップショーなどで大騒ぎしてみせる、、何事か、、とアマテラスが少し岩戸を開けて、、
「私が隠れたので、、天上界も高天原も真っ暗な筈なのに、、何故みんな楽しんでるの、、」
すると、、
「貴方様にも勝る貴い神がおいでになりますので、、喜び笑って歌舞してるんです」という、、

※スネてないで出てこないと、別の神が、、天上を乗取りますよ、、と脅かしたのでしょうか、、
鏡でアマテラス自身の姿を見せるなどの、、手の凝った、、作戦により、、
アマテラスを岩屋から、、引きだすことに成功すると、、世界は再び明るくなった、、。

※シャーマンと豪族達の駆け引きが、、見えます。
卑弥呼や、、持統天皇のイメージと重なる、、とも言われる。

※アマテラス=卑弥呼、、岩戸に隠れる=死亡説、、再び現れる=後継者トヨ(台与)への代替わり説、、
は、、史実との対比でよく言われる、、更に、ここでは関裕二氏のトヨ(台与)=神功皇后の説を支持します。

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結局、、荒ぶる海神のスサノヲは、、高天原から追放されてしまいます。
、、地上に行き放浪することになったスサノヲは、、ここで、、、「出雲の国」にたどり着いたのです、、。

ようやく、、、「出雲国」という名前がでました。


さて、、、本題の出雲ですが、、

古代の出雲大社は、、97mもあったと言われます(現在の出雲大社は24m、1744再建)
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古代出雲の人達とは、、一体どのような人達だったのでしょうか、、、

ザックリと、、独断、、勝手な素人解釈をしていく、、、ことにする。

参考
古事記 全訳注 講談社 次田真幸
図解 古事記・日本書紀 西東社
地図と写真 古事記・日本書紀 西東社
とんでもなく面白い古事記 PHP文庫 
古事記日本書紀に出てくる謎の神々 新人物往来社
伊勢神宮と出雲大社 PHP文庫
消えた出雲と継体天皇の謎 学研
聖徳太子と物部氏の正体 小学館





------書きかけです------

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